札幌でワキガ治療を受けてきた私の実録

中度ワキガと多汗症で中学の時から長年悩み続けて来た当サイトの管理人が、初めて専門クリニックでワキガ治療のひとつ『脇ボトックス注射』による治療を受けてみました。

なぜ治療に踏み切ったかというと、ドラッグストアで売られている制汗剤はほとんど効かず、長年愛用していた塩化アルミニウム液でもニオイを抑えられなくなったからです。

会社でも自分のニオイが気になって仕事どころではありません。このままでは引きこもりになるかも?と考えた管理人は、病院での治療を決意しました。

その結果、ワキガのニオイと汗を劇的に抑えることができました。今ではデオドラント無しで快適に過せています。

ボツリヌストキシン注射とは

ボツリヌストキシン注射(ボトックス注射)は通常美容整形で顔のシワ取りなどに使われる製剤です。

この製剤を脇に注射すると、汗をかくための神経伝達物質アセチルコリンが出にくくなり、結果としてワキ汗をかかなくなります。

ワキ汗が出なくなることで多汗症の治療として国に認定されています。また汗が出なくなるので脇の下の細菌の繁殖を抑え、その結果ニオイも激減します。

調べた中では湘南美容クリニック札幌院が最安でおすすめ

私が受診したのは札幌市にある湘南美容クリニック札幌院。札幌市中央区北1条西3丁目、ユニゾイン札幌の3階にあります。

はじめにクリニックを選ぶために、私が住んでいる札幌市にあるボトックス施術可能なクリニックと料金を調べてみました。

そのなかで最も施術費用が安く、またボツリヌストキシン製剤の品質も高かったのが湘南美容外科クリニック札幌院さんでした。

札幌市周辺のクリニックと治療費

クリニック名施術料金使用製剤名
湘南美容クリニック札幌院12,980円〜(最安)アラガン・リジェノックス
品川スキンクリニック札幌院32,200円〜アラガン
大塚美容整形外科札幌院46,000円アラガン
聖心美容外科クリニック札幌院78,000円〜アラガン・ディスポート・ゼミオン
札幌中央クリニック80,000円不明

治療費の平均額は49,836円で、調べた中では湘南美容外科さんが最安値となりました。

クリニックによっては同じ製剤を使っていてもかなり治療費が高いところもありますので、クリニック選びは慎重に行いたいですね。

※料金は私が公式サイトなどから調べたもので、変更になる場合があります。来院前に各クリニックに確認しましょう。

湘南美容クリニックは全国に医院を展開している大手

湘南美容外科は、東京を中心に北海道・仙台・福島・新潟・長野・静岡・名古屋・大阪・神戸・京都・広島・岡山・福岡・沖縄と全国各地に57医院を展開している国内最大規模の医療グループです。

脇ボトックス注射ができるクリニックはあまり多くありませんので、湘南美容外科のように全国展開されていると助かります。

初めに無料カウンセリングに申し込んだ

湘南美容クリニックは完全予約制なので、来院の前に予約が必要でした。

まず湘南美容クリニックの公式サイトにアクセスして、そこから無料カウンセリングを申し込みました。

名前や受診希望日などを入力し、希望の治療法を選びます。ボトックスの施術が希望だったので『注射による治療』にチェックを入れました。

入力は2〜3分で終わります。


湘南美容外科クリニック札幌院

湘南美容外科は全国に57医院を展開している国内最大手の医療グループ。 ミラドライやベイザーシェービング法など最新のワキガ多汗症治療の実績も多数。脇ボトックスなら12,960円から施術可能を受けることができます。

公式サイトで「無料カウンセリング予約」を見てみる


札幌院で無料カウンセリングを受ける

公式サイトで予約を入れた日に、湘南美容クリニック札幌院に向かいました。

中央区というアクセスの良い場所にありますので迷わず到着。

明るく清潔な院内に入ると、すぐに個室のカウンセリングルームに呼ばれます。

プライバシーの保たれた空間で先生にカウンセリングを行っていただきました。

私のワキガの悩みを真剣に聞いていただき、丁寧にいろんな施術法のメリットとデメリットを説明していただきます。

どうやらワキ汗は甲状腺異常などで大量発汗することもあるそうで、ホルモンバランスの検査などによって分かるとのこと。

また、あまり臭ってないのに「自分はくさい!」と思い込む人もいるそうです。

私は残念ながら完全にワキガ臭がしてましたので、さっそくボトックス注射をしてもらうことにしました。

ボトックスの施術は両ワキ10分ほど。あっという間に終わる

施術承諾書にサインをして、早速ボトックス注射にいどみます。

脇の下にマーカーで印を入れて、片ワキ20箇所ほど注射していきます。

湘南美容外科さんの注射は美容専門の針を使用しているので、普通の病院の注射にくらべると痛みはありません。

でも私は注射が大ッキライですので、事前に笑気麻酔をお願いしました。

口に酸素マスクのようなものをつけて数回呼吸します。とくに違和感はなく普通に呼吸した感じで麻酔完了です。

麻酔が効いている感じはあまりなかったのですが、全く痛みを感じず、あっという間にボトックスを打ち終わりました。

ボトックスの効果は抜群!汗が全然出なくなる

先生の説明では、薬の効果は2日から遅くとも1週間で出るとのこと。

私の場合は3日目にして完全に汗が出なくなりました。

絶大な制汗作用のおかげで、ワキガのニオイも激減。全くニオイがしません。それどころかどんなに汗をかいても、脇はカラッカラに乾燥したままです。

あまりの効き具合に、感動できるほどです。

施術費用は2万円ほど

症状の度合いによって薬の量が変わるとは思いますが、私の場合は2万円ほどかかりました。

湘南美容外科さんでは「アラガン」と「リジェノリックス」という2つの製剤から選べますが、私が使ったのはリジェノリックスのほうです。

ネームバリューはありませんが、リジェノリックスの方が安いのでそちらを選びました。

効果は通常6ヶ月ほど保つ

ボトックス注射の効果は、普通の人であれば6ヶ月ほど保つそうです。その後、徐々に効果が薄くなってくるとのこと。

つまり年に1回、または2回注射を打てば、ずっと汗と臭いを抑えることができるわけですね。

ちなみに私の場合は製剤が効きやすかったらしく、9ヶ月ほどは汗を抑えることができました。

ダウンタイムや後遺症はなかった

施術後は特になにも制限されることはなく、普通に生活できました。

入浴も当日から可能ですし、運動もできます。

何かしらの後遺症も全くありません。

湘南美容外科さんでは、これまで脇ボトックス注射で後遺症がケースは1件もないそうです。

やっぱり信頼性の高い製剤による治療を、施術例の多い有名クリニックで受けるのが一番ですね。

結論。ワキガの悩みから解放された

今回、ボトックス注射を受けてみた私の感想をまとめると

  • 無料カウンセリングで親切丁寧な対応をうけられた
  • 費用は安く、施術もあっという間に終わるので手軽
  • ダウンタイムや後遺症もなし
  • ニオイと汗が激減。まさに感動もの

以上のようにとても満足のいく効果が得られました。

ただひとつ、難点があるとすれば、永久的な効果ではなく年に1回は注射しないといけない事でしょうか。

わざわざ病院に行って、脇の下に大キライな注射をするなんて凄く面倒でイヤでしたが、実際受けてみるとそんな思いを吹き飛ばすほどの効果に驚きました。

いまでは、デオドラントを使わず外出できますし、仕事や女子会など人の目が気になる場所も全然平気になりました。

湘南美容クリニックなら他医院より50%〜安く施術できる

ボトックス注射は病院によって値段がまったく違います。

クリニックによっては10万円以上することも珍しくありません。

どんなに高い製剤を使っても、全て認可を受けた製剤である以上はそんなに効果に違いが出るわけでもありません。

湘南美容クリニックなら信頼性の高い製剤を、他クリニックより50%〜以上も安い治療費で受けることができます。

私は今後も湘南美容さんでリピートしていきます。

今回私はボトックス注射を知ったことで、そして施術したことでニオイで悩む事はなくなりました。

もしあなたが同じようにニオイで悩んでいるのであれば、すぐに無料のカウンセリングを受けてみてください。

私はその決断でボトックス注射を受けたおかげで、ワキガの悩みから解放されたんですから。


湘南美容外科クリニック札幌院

湘南美容外科は全国に57医院を展開している国内最大手の医療グループ。 ミラドライやベイザーシェービング法など最新のワキガ多汗症治療の実績も多数。脇ボトックスなら12,960円から施術可能を受けることができます。

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ワキガ・多汗症治療の剪除法を解説

反転剪除法とは

ワキガはエクリン腺という普通の汗腺以外にアポクリン腺というのを遺伝的に持っていることで発症します。

そのアポクリン腺を脇を切開して取り除いてやる、それが剪除法です。

切って皮膚を裏返してという以上は5センチ程度は切らなければなりません。

そのためもう一度縫い合わせたあとも傷跡がふさがり違和感なく腕をうごかせるようになるには1週間程度のダウンタイムが必要です。

その期間は脇を動かすような動作は絶対禁止。重い荷物を持ったり車や自転車の運転をしたり、お風呂に入ったりといったことも制限され不便なときが続きます。

剪除法のダウンタイム

ダウンタイムの期間は大変ですが、それだけでなく手術痕が目立つかもしれないというデメリットもあります。

とはいえ、皮膚のシワ部分を切開しており、切ったばかりの頃も気づかれない方がほとんど。

特に男性であれば脇毛で隠れます。それにある程度経てば消えていくはずです。

とはいえ場合によっては黒ずんで残ってしまうかもしれないのです。女性だと、せっかくニオイが消えても傷が残っているのがばっちり見えていたらやはりコンプレックスは解消されることはありません。

とはいえ、実際にアポクリン腺を目視しながら取り除いていくのですから脱臭効果は抜群です。他の治療法以上に再発率も低いとされています。

剪除法は保険の適用を受けることができる

剪除法は数あるワキガの治療の中でも最も効果が高いといわれ、一般に広まっている方法です。

そのため保険の適用を受けることができます。

自己負担が少なく費用面ではメリットが高いです。

それでも更に安く行いたいというのであればモニター価格を検討してみてもよいでしょう。

施術例としてクリニックのホームページなどに載せられる場合もありますが、通常価格よりも更に安く施術が受けられます。

施術例として出る場合にも顔を隠してプライバシーが守られるのであればそれほど気にならないかもしれません。まずはモニターについての説明をよく読んでみましょう。

剪除法を受けるなら信頼の置けるクリニックで

剪除法は一般的な方法のため、美容整形外科やクリニック・皮膚科などさまざまな場所で受けることができます。

目視できれいに取り除きやすいとはいえ、どこを切るかによってはアポクリン腺が残ってしまう場合もあります。

そうなればワキガが再発しないとも限らないのです。

それに、切り口が醜く残ることも。お値段の安さ以上にその病院の信頼性を中心に選ぶようにしましょう。

口コミ評判などを参考にするのもよいでしょう。

きちんと保険が適用されるのかなど、お値段の面でも事前に疑問点は解決させてから施術を受けるようにしてください。

吸引法によるワキガ治療の特徴を解説

従来の治療に比べ、体への負担が軽い『吸引法』

吸引法とは、脇の下をメスで1cmほど切開し、そこから脂肪吸引に使われるカニューレをいう吸引器を差し込み、皮膚の裏側にあるワキガの原因となるアポクリン汗腺を吸い出す手術方法です。

マイクロリムーブ法、クワドラカット法などもこれに含まれます。

脇の下に小さな穴を開けるだけなので、ダウンタイム(術後に傷跡が塞がり、違和感がなくなるまでの時間)が非常に短く、体への負担が少ないといわれています。

何よりも、傷跡がたった数mmと小さく、アフターケアも専用のクリーム・軟膏を塗るだけなので、従来の切開法などより手軽に行うことのできる治療法といわれています。

効果は反転剪除法に比べると劣る

吸引法の最大のデメリットは、絶大な効果が見られにくいという点です。

医師がアポクリン汗腺の位置を目視し直接取り除くのではなく、切開部分から吸引する方法であるため、アポクリン汗腺の取り残しが生じる場合があり、ワキガが再発してしまう可能性があるのです。

また、吸引器も元々脂肪吸引に使われるものを流用している場合が多く、皮膚にしっかりとくっついたアポクリン汗腺を全て綺麗に取り除くことは難しいとされています。

難しいワキガ手術の中でも手術痕が目立たず気軽に出来るものなので、軽いワキガの人がニオイを軽減する方法としてチャレンジしてみるのが良いでしょう。

吸引法の費用は?保険は適用できません

吸引法は保険がききません。吸引法は元々脂肪吸引の技術を流用していることもあり、美容としての目的が大きいこと、施術に時間がかかることなどから、自由診療でのみ行われています。

つまり、基本的には全額負担の自由診療となってしまいます。

受診する医療機関によって異なりますが、一般的な費用としては数十万円前後が見込まれます。

そのため、一度手術を受けても完治するとは限らないということも踏まえると、効果の割にコストが高くついてしまうことも事実です。

ただし、医療機関によって料金が大きく異なるため、事前に問い合わせするなどして確認した方がよいでしょう。

吸引法は皮膚科や美容外科で受けられる

ワキガは元々皮膚の分泌液が原因で起こる症状なので、本体ならば皮膚全般の治療を行う専門医がいる皮膚科の受診が一般的とされています。

他にも、身体機能を形態解剖学的に正常な機能に戻すことを目的とする形成外科、美容を目的とする美容整形外科でも治療することが可能です。

特に吸引法は元々脂肪吸引の技術を流用していることから、全国の美容クリニックで多く取り入れられています。

一般の病院では、手術を行っていない場合もあり、また医師や看護師が直接ニオイを嗅いで治療の可否を判断するケースもあるようです。

事前に医療機関のホームページで調べたり、電話で直接問い合わせてみることをおすすめします。

ワキガ治療のミラドライについて

ワキガの最先端治療

ワキガの治療法には色々な種類がありますが、最新の治療法として注目を集めているのが「ミラドライ」です。

この治療法はマイクロウェーブと言われるマイクロ波を、肌に照射してワキガ臭を軽減するという施術を行います。

独特の強い体臭を起こすワキガ臭は、ワキなどに多くあるアポクリン腺という汗腺から出た汗によって体臭が強くなります。

マイクロウェーブは水分に反応する仕組みとなっており、肌に照射すると水分を多く含む汗腺にダメージを与えるのが特徴です。

マイクロウェーブの熱によって、アポクリン腺は破壊され結果、ワキガ臭は改善されます。

ピンポイントに汗腺のみダメージを与えられ、皮膚を切開するなどの手術を行わない治療という事もあり、ダウンタイムもほとんどありません。

効果は高いがクリニック選びが重要

ミラドライはアポクリン腺自体を破壊して、ワキガ臭を軽減するという効果を発揮する治療法です。

治療後は数週間程度、ヒリヒリとした痛みや腫れを感じる事もあるようですが、施術部位を冷やす・抗炎症剤を服用するなどすれば、すぐに症状は緩和されます。

皮膚を切開・縫合するという外科的な手術を行わない事もあり、手術痕が残るという心配もありません。

しかし、施術を行うドクターによって、体臭軽減の作用に大きな違いが出てしまうと言うデメリットもあるようです。

ドクターの技術・知識不足によって、アポクリン腺が残ってしまうケースもあります。

このようなリスクを減らすには、ミラドライの治療を得意とするドクターを選ぶ事が必要です。

ミラドライの治療費は30万円程度

ミラドライは健康保険が適用されない治療という事もあり、通常であれば治療費は高額となります。

通常価格で治療を受けた場合、両ワキの施術であれば約30万円から45万円程度が相場です。

ワキガ臭は気になるけれど、30万円以上の費用を負担するのは難しいと感じる方も多いでしょう。

実はミラドライの治療を行っているクリニックでは、モニター価格で施術を行うケースも少なくありません。

モニターとなれば、クリニックによって変わるものの約25万円程度の価格で治療を受けられます。

通常よりも数万円程度、治療費が安くなるのでモニターになるのもおすすめです。

ミラドライを受けるなら美容整形外科が一般的

ワキガ臭をミラドライで解消したいという場合、どこで治療を受けられるのでしょうか。

ミラドライは最新のワキガ治療という事もあり、まだまだ治療を受けられるクリニックは全国的に少ないようです。

今は審美性の高い治療や手術を行っている、美容整形外科で治療を受けるのが一般的となっています。

公式サイトをチェックするとミラドライの治療を行っているかどうか、記載されているケースがあるので、まずは確認してみましょう。

美容外科の他には美容皮膚科や形成外科といった病院でも、ミラドライを行うケースが増えてきているようです。

自宅でもできる!ワキガ対策

生活習慣の改善から始めよう

自宅でできるワキガ対策として簡単な方法は生活習慣を変える事です。

特に食事の改善とこまめな入浴は欠かせません。ワキガの原因である細菌はアポクリン汗腺から発生する皮脂によって増加しますが、皮脂は肉料理など脂が多い料理を口にすると増えてしまいます。なので油が多い料理は避ける事がおすすめです。

そしてお風呂は細菌を洗い落とすために必要不可欠なケアと言えます

長時間お風呂につかればワキガの元になる細菌とその細菌のエサとなる皮脂などを落としやすくなりますが、同じく体を洗うシャワーはおすすめできません。理由は圧倒的に使用時間が短いからです。

塩化アルミニウム液でワキガ対策

塩化アルミニウム液 は元々は多汗症の患者のための治療薬でしたが、その汗に対する効果はワキガのケアにもつながる事が発見されてからはワキガ対策の薬としても重宝されています。

この薬の特徴はワキガの原因になっている細菌やアポクリン腺に直接作用しているわけではなく、エクリン腺の汗を抑制する事でワキガ対策をしている事です。

優れたワキガの薬ですが、デメリットもあります。

かゆみやかぶれ、炎症、痛みなど皮膚の副作用や妊娠または授乳中の人、他の市販薬を服用している人など使用できない人が多い、また使用中は他の薬の使用ができないなど様々です。

ミョウバンでワキガ対策

ミョウバンは染色剤として用いられている天然の鉱物です。

他にも漬物の変色を防止するために使用されたり防臭剤として用いられてきたりなど昔から人々の身近なところにありました。

ワキガに対する効果は多彩です。

ワキガの現認となる細菌の増加の抑制や毛穴の引き締め、汗の抑制、アポクリン腺から発生する皮脂の凝固、さらに含まれている金属による消臭の働きなどが挙げられます。

すぐに単品で購入できるうえにパウダーやクリームなど様々な商品を媒体に配合されている点を考慮すればメリットばかりが目立ちますが、単品の場合は腐りやすいというデメリットがあるので要注意です。

今すぐ出来るデオドラント対策

デオドラントはワキガ対策の薬として一般に広く知られています。

デオドラントクリームやデオドラントスプレーなど様々なタイプが発売されており、ワキガを抑制できる効果も十分優秀です。それは消臭や殺菌の持続が他の薬と比較すると長いからに尽きます。

しかしデメリットを挙げるなら、あくまでワキガの緩和だけとなります。

つまり根本的な治療ではないという事です。もちろん自分でできるケアである以上、限界があるのは仕方がない事ですが、根本的なワキガのケアをしたい方にはおすすめできません。デオドラントはあくまでも抑制のための薬です。

ワキガ・多汗症の症状について解説

ワキガの原因と特徴

苦しい・痛いなどの症状はないものの体臭がきつく、周囲に敬遠されることで「社会的な病気」とも呼ばれるワキガ。

その原因は、汗の種類にあります。汗を出す腺にはアポクリン腺とエクリン腺の二種類があり、体質によってこの二つの働きが決まります。

前者のアポクリンから出る汗にはたんぱく質や脂質などが含まれるため、雑菌が繁殖して臭くなりがちです。

後者のエクリン汗は水と塩分のみのため、汗をかいた後も臭いは控えめです。前者の働きがある程度以上活発であれば、身体から出た汗は皮膚の雑菌によってすぐ臭くなってしまうという仕組みです。

ワキガはニオイの強さによって対策も変わってくる

ワキガの対策には、段階ごとにさまざまなものがあります。たとえば、軽度のものであれば生活習慣を見直すだけで改善していきます。

運動不足で普段汗をかかない生活をしていると、老廃物が汗と一緒に出てくるため臭くなりやすく、また甘いもの・油ものばかり食べていれば汗にも脂質が出てきてやはりニオイの原因になります。

これらを改善し、制汗剤など併用すればだいぶニオイは軽減されます。

しかし重度の場合は、原因となるアポクリン腺を摘出して無くしてしまう手術が推奨されます。腺が無くなればそこからは臭いの元が出てこなくなるというわけです。

多汗症はワキガとは違う

ワキガとよく混同されがちですが、多汗症はまったく別の病気です。

その名の通り、暑くもないのに汗が大量に出てしまうのが症状でワキガと違いエクリン腺からの汗が主となります。

大量に汗をかいてしまう原因はさまざまですが、精神的なストレスであるケースが多くなっています。

誰でも緊張した時にはわきの下や手のひらに汗をかくことがありますが、「手に汗握る」という言葉があるようにこれらは緊張と結びついた発汗が起こりやすい場所なのです。

ひどい場合はしたたるほどの発汗がある場合もあり、ワキガ同様に「社会的な病気」と呼ばれています。

多汗症の対策は制汗剤で

エクリン腺からの汗とはいえ、大量にかけばニオイの元となりますので制汗剤を使うのはおすすめです。

原因が精神的なものであれば、安心にもつながって良い影響が期待できます。

しかし根本からの治療には、やはり専門医療機関に頼ることになるでしょう。

多汗症の場合、外用薬の塗布のほかに発汗部位の神経を遮断する手術が選択肢となります。

神経への施術であるためリスクもゼロというわけにはいきませんし、多汗は肉体的には苦痛を伴わない病気なので、行うかどうかの判断は非常に難しいものとなります。医師や周囲の人と良く相談のうえで決定しましょう。

ワキガ手術のメリットとデメリットについて

ワキガ手術なら根治が可能

ワキガを根本から治そうと思ったら手術という選択肢を選ぶことになりますが、制汗剤を使用するという手もあります。

手軽さや金額のことなど違いはたくさんありますが、なんといっても決定的に違うのは、持続期間です。

前者は、根本治療につながるので、成功すれば長期間臭いに悩む事はなくなります。

一方の後者では、持続する時間は長くても12時間程度です。朝塗っておけば帰宅するまで大丈夫という長時間安心なものもたくさん出ていますが、毎日のケアが必要です。

思い切って病院に任せることができるかどうかで、その後のケアも違ったものになります。

剪除法なら保険が適用されることが多い

剪除法を使った手術は、以前からワキガの手術としてポピュラーな方法です。メリットとしては、切除する術式とは違って皮膚の面積が狭くならないおかげでつっぱるような感覚に襲われにくい点です。

また、保険適用もあり手術の費用を安く抑えることができます。

一方のデメリットとして挙げられるのは、汗腺を完全に取り除けない場合があるということです。

取り除けない汗腺があると、ワキガ再発の可能性が出てきます。また、汗腺をそぎ落とす際に皮膚に穴を開けてしまうというミスも起こり得ます。

経験豊富な腕の良い医師を選ぶことが大切です。

傷が残りにくい吸引法

吸引法の手術を行うメリットは、なんといっても傷口が小さく済む点です。

傷口が小さいので、ダウンタイムも短くなります。職場や学業への復帰も速くなり、周りにも手術をしたことが気づかれにくいのも利点と言えます。

切開口からカニューレを挿入して汗腺を吸い出す方式を採るため、医師が患部を目視しにくいという難点があります。

そのため、取り残してしまうリスクがあり、再発の心配が付きまとうというデメリットがあります。

また、保険適用が認められてはいますが、美容の観点が高いため、自由診療でしか行っていないクリニックが多いことが現実です。

切開せずに治せるミラドライ

ワキガの手術というと切開を伴うものを想像する人が多いですが、切らない手術が人気を集めています。

その代表格がミラドライです。

この術式なら、マイクロウェーブという電磁波を患部に当てることで汗腺を破壊することができるので、傷跡が残らないのがメリットです。実施できるクリニックも多いので、病院選びの選択肢も広がります。

ただ、この術式にもデメリットはあります。脇の下の臭いが治まったとしても、他の汗腺が刺激され、いわゆる術後臭の問題があります。

術後臭には個人差がありますが、中には手術の前よりも臭いがきつくなったという人もいるので注意が必要です。

自分にあったワキガ手術を選択しよう

ワキガ手術の種類

ワキガに悩まされている人は全国に大勢おり、その人たちのための治療法や対策も数多く生み出されています。

やはり効果の高さや持続性からすると、病院で受ける手術が最も優れていると言えるでしょう。

その手術の方法にはいくつもの種類があり、それぞれに特徴やメリット、デメリットがあります。

ワキガ手術の種類を大別すると、メスを使って腋の皮膚を切って行う切開法、腋の下に小さな穴を開けて、そこから器具を差し入れて行う吸引法、そしてマイクロ波を照射して行うマイクロ波治療法の三つとなり、それらの中にもまたいくつかの異なる手術法があります。

切開法による手術の特徴

ワキガの手術の中でも、比較的昔から行われているのが切開法です。

切開法の種類としては、反転剪除法が代表的だと言えるでしょう。

これは腋の下の皮膚を切開し、ワキガの原因となる汗腺を除去して行くというものです。

この手術の特徴は、医師が目で確認しながら汗腺を取り除いていくことで、それにより色々な方法が生み出されている現在においても、最も効果が高いとされています。

また費用に関しても、保険が適用される場合が多いため、小さな負担で済むというメリットがありますが、傷跡が残りやすいというデメリットもあります。

また切開法の一種には、ローラーの付いたハサミ型の器具を用い、皮膚の裏側を削り取りながら汗腺を除去する稲葉法があります。

吸引法による手術の特徴

吸引法は腋の皮膚に小さな穴を開けて、そこから脂肪吸引などで用いるカニューレという器具を差し込んで、感染を吸い取って除去する手術法です。

その特徴は、切開法とは異なり傷跡が残りにくいことや、ダウンタイムが短くて済むことなどです。

また保険が適用できる場合があるので、費用が安く済むというメリットもあります。

この吸引法の新しい形としては、ローラーで皮膚の上を抑えながら吸引を行うローラークランプ法、シェーバーのような器具で皮膚の下を削りながら汗腺の吸引を行うマイクロリムーブ法、とても細いカッターのような器具を用いるクワドラカット法があります。

マイクロ波治療法による手術の特徴

マイクロ波治療法はマイクロ波を照射して汗腺を破壊するという方法で、その種類としては、皮膚の上からマイクロ波を照射するミラドライが代表的です。

そのため皮膚をメスで切開したり、穴を開けてそこから器具を差し入れるといった方法と比べて、体に与える負担が小さく、またダウンタイムが短いという特徴があります。

またこのマイクロ波治療法の一種には、極めて細い針を腋の下に刺し、そこから高周波を出して汗腺を破壊するビューホットという方法もあります。

これらの方法は保険適用外の自由診療となるので、費用が高いというデメリットがあります。

ワキガ・多汗症の治療で保険が適用できる施術を紹介

保険が適用できるワキガ・多汗症の治療法。どんな人が保険適用になる?

ワキガを治療するときは自由診療であることが多いイメージがありますが、実は健康保険が適用されることがあります。

治療方法には様々なものがありますが、保険が適用される治療方法1つがボトックス注射で、ワキガの部分に注射をするだけで良いのいう簡単な治療法です。

そしてもう1つが剪除法という方法で、手術でワキガの部分を切開し、においの元となるアポクリン汗腺を取り出す方法になります。

保険は誰でも適用されるのではなく、医師が日常生活において困難になるほど、ワキガや多汗症の症状がひどいと診断したときに保険が適用されることになります。

反転剪除法なら3割負担で治療できる

ワキガの治療法の1つである剪除法は、手術で皮膚を切開し、アポクリン線などの汗腺を取り除く手術です。

麻酔をしてからメスで皮膚を切開し、医師が目視で汗腺を1つずつ取り除いていくため、においの元となる汗腺を綺麗に除去することができます。

そのためににおいを抑えて汗をかきにくくすることができ、半永久的な効果が期待できます。

費用も保険が適用されれば全体の治療費の一部を負担すればよいので、経済的な負担も抑えられます。

ただ、デメリットとして皮膚を切開して閉じるときに縫いますから、皮膚が引き攣ったり、手術痕が残る可能性があります。

ボトックス注射も保険を使える医院は多い

多汗症に対して効果が高いとされるのが、ボトックス注射ですが、汗をかきやすい部分に注射をするだけで良いという手軽な治療方法です。

注射だけで済むので、痕が残ることもなく、施術も数分間で終わることができます。

費用も保険が適用されれば、かなり安くできます。

しかしデメリットとして、汗やにおいを抑えられるが3ヶ月から半年ほどしか続かないので、再び施術を受けなければなりません。

剪除法の場合は汗腺を取り除くので、永久的に汗やにおいを抑えることができますが、ボトックス注射の場合は汗腺はそのままですから、いずれ再発することになります。

しかし、手軽にできて治療費も安価なので、手術まではしたくないという人にとってはオススメの治療法です。当サイトにてボトックス治療の体験談を掲載してますので、ご一読ください。

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傷を残したくないなら保険適用外の手術を受けよう

その他に、ワキガを治療する方法として保険が利かないものがあります。それがミラドライという治療法で、マイクロ波を使ってアポクリン線などの汗腺を破壊するという吸引法です。

マイクロ波は治療のために開発された専門的な機械のため、効果が高く、半永久的な効果をもたらすことができます。

すでに海外ではワキガ治療を行うときに使用されており、皮膚を切開せずに汗腺を破壊するので、手術痕が残る心配がない治療法として人気を集めています。

ただ保険が適用されませんから、診察費用や治療費用、麻酔や薬代なども全額自己負担になります。

ひょっとしてワキガ?自分でチェックしてみよう

ワキガ発症のしくみを解説

人間が汗をかく理由は体温を下げるためですが、エクリン腺は汗という水分を排出させる役目を担っていてほぼ全身にあります。

ここから出る汗は、少し塩分を含むほとんど水分のサラサラしたもののためワキガの直接的な原因にはなりませんが、汗が外気に触れることで酸化したり細菌と交じりあってにおうことはあります。

これはいわゆる汗臭いというもので、誰にでも起こりうる現象です。一方でアポクリン腺から分泌される汗はワキガの主な原因となり、エクリン腺とは違って粘ついた汗が出てきます。

耳や脇の下、へそや陰部など必ず毛穴とつながっている腺で、直径は4mmとかなり大きく、皮膚の表面から少し深いところにあります。

アポクリン腺から出る汗はどういう時に出るのかまだ解明されていないうえに、暑いときや緊張しているときだけでなく気温が低いときでも出てきます。

思春期を迎えると活発化しだし、生理の開始時期と重なるケースが多く見受けられます。

耳垢などでセルフチェックができる

自分がワキガかもしれないと思った時にできる簡単なチェック方法として、耳垢で判断できることがあります。

耳垢は乾燥したコナ耳と湿り気のあるアメ耳のふたつのタイプがあり、ワキガ体質の人はアメ耳である場合が圧倒的です。毛根の入り口付近にアポクリン腺は存在するため、耳の中の毛が多くて太いかどうかもチェックポイントになります。

また、白いシャツやブラウスなどの脇の部分がいつも黄ばんでしまうという方も、ワキガの可能性が高いです。

たんぱく質や脂質、アンモニアや鉄分などがアポクリン腺から出る汗の成分ですが、臭いの原因となる物質でありこれらの成分が衣服につくことで黄ばみやシミになってしまいます。

そのため衣服の脇の部分を確かめることもチェック方法のひとつです。ワキガと似た体質に多汗症がありますが、多汗症は全身に症状が出るもので汗のタイプはサラサラしています。

ワキガの汗は普通の汗とは違い、粘り気があるのが最大の特徴です。